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先輩の声

ワーキングマザーになって一層高まった、成長へのモチベーション。

入社8年目のインタビュー

斉田 遵
わかば薬局中央店 薬剤師
2011年入社 新卒入社 国際医療福祉大学卒

地元で、薬剤師としての可能性を広げたい。

――まずは入社の経緯を伺えますか?

私はもともと流山市出身なんです。この地域に愛着があったので、就職活動の時も「できれば地元で働きたいな」と考えました。それに「病院薬局で経験を積みたい」という漠然とした希望もあり、まず地域の医療拠点である東葛病院について調べていたんです。そこで病院と連携している当社を知り、じゃあ一度見学してみようと。

――きっかけは東葛病院だったのですね。入社の決め手はなんだったのでしょう?

ひとつは急性期から慢性期まであらゆる患者さんに向き合えること。それに、病院薬局を希望していたものの、自分にどんな環境が向いているのか、正直悩んでもいました。その点、当社であれば調剤薬局もあるから、色んな可能性が広がるのも良いなと思いました。あとは面接で感じた薬局長や働く皆さんの優しい雰囲気も入社への背中を押してくれましたね。

――入社8年目と伺っていますが、すでに病院薬局と調剤薬局、両方を経験されたのですか?

はい、入社後まず2年間は病院薬局で経験を積み、その後は現在まで調剤薬局に勤務しています。

子どもに恵まれた時、職場中が祝福してくれた。

――調剤薬局に長く勤めているのは、ご自身の希望で?

そうです。調剤薬局に勤めてみて、患者さんから症状や暮らしぶりを時間をかけて伺ったり、時には世間話も交えながら健康相談に乗ったりといった触れ合いが、とても肌に合っているなと感じまして。定期的に行われるキャリア面談の場で、「このまま薬局で経験を積みたい」と伝えました。それにもうひとつ、調剤薬局に勤めて2年目に妊娠・出産を経験したことも大きな理由です。

――では産休・育休を取得して、その後に復帰されたわけですね。

はい、しかも長男を産んで間もなく二人目も授かることができたので、2年連続で産休・育休を取得しました。

――産休を取得する際の周りの反応はいかがでした?

妊娠を伝えたら、みんなが「おめでとう!」と拍手で祝福してくれました。女性の多い職場で、ワーキングマザーの方も珍しくないので、「仕事と子育ての両立は当たり前」という雰囲気なんですよ。
それにお腹が目立つようになると、私が湿布などの外用剤をカゴいっぱいに詰めて補充作業をしていたら、先輩が「そんな重いモノ運んじゃダメ!」と代わってくれて(笑)。その後は、座ってできる仕事をメインに任せてもらっていました。あの時は体も楽になったし、本当にありがたかったです。

――約2年お休みされたということですが、復職に向けて不安や心配はなかったですか?

不安はもちろんありました。休暇中は子育てに追われて、薬の勉強をする暇もなかったですし、私に本当に務まるのかなと。ただ、子育てしながら働く先輩たちをずっと身近で見てきて、「私も同じように、家族も仕事も大事にしたい」と思っていたんです。それに本当に優しい方ばかりの職場なので、純粋に戻りたい気持ちが強かったですね。

子育て経験も、薬剤師の仕事に活かしていきたい。

――復帰後はどのようにブランクを埋めていったのですか?

最初は調剤業務から始めて、調剤内容に不備がないかチェックする監査業務、そして窓口業務といった流れで徐々に慣れていきました。私の休暇中に薬局自体が移転して真新しい施設になったので、薬の知識を学びなおすだけでなく、局内の新しいルールや業務の流れの変化なども、周囲に教わりながら一歩ずつ復帰していった形です。

――子育てと仕事は上手く両立できていますか?

自宅・保育園・勤務先が自転車圏内なので、通勤・退勤の合間に子どもの送り迎えをしています。それに現在は、定時より30分早く上がれる時短勤務で働いていますし、子どもが急に熱を出したときは、同僚が「こっちは任せて。いってらっしゃい」と快く送り出してくれるので助かっています。

――ワーキングマザーになって、仕事に対する考え方などは変わりましたか?

たとえば子どもが飲みやすい薬の説明など、自分の経験を踏まえて話ができるので、お子さんを持つ方への対応が変わりました。それに今後はもっと小児薬について勉強し、ゆくゆくは小児の認定薬剤師の資格を取得したい、という目標もできました。処方箋通りにお薬を提供するだけでなく、プラスアルファの情報提供のできる、患者さんに喜ばれる薬剤師になりたいです。

――最後に、この記事を見ている方へメッセージをお願いします。

わかば薬局の特徴は、患者さんの人数が多く、3000種類もの幅広い薬を扱えること。
HIVの薬なども取り扱いますし、研修を含めて勉強になることが沢山あるから、働くうちに「この薬に詳しくなりたい」「こんな薬剤師になりたい」という目標が見えてくるんです。
資格取得支援も充実していますし、出産・育児などのサポート制度も整っていますから、将来を見据えて働きたい方にこそオススメしたいですね。