当社が目指す薬局
誰でも相談できる地域医療の窓口へ
2014年で設立50周年を迎える外苑企画商事。
当社はこれまで、3つの病院と連携し築いてきたグループの特性を最大限に活かして、急性期から慢性期、そして終末期という様々な時期の患者さんに対応する地域医療・福祉の発展に取り組んできました。
今後、当社が目指すのは、患者さんのみならず、地域の方々により開かれた活動を行う薬局に成長していくことです。
地域のPTAを集めて子どもの服薬について説明したり、老人会に行って薬の話をしたり、患者さんになる前段階の方々への活動を通じ、地域の人々が病院にかかる前に、気軽に相談に来ることのできる薬局になっていきたいと考えています。
地域医療に単独で責任を持てる存在に
薬局という観点で見ると、当社はまだまだ一般薬の販売が少なく、病院にかからないようなちょっとした風邪、頭痛などの患者さんへの対応が一つの課題となっています。
もし病院がなくなっても 「この地域には外苑企画商事があるから大丈夫」 と言えるような地域医療に単独で責任を持てる薬局を目指したいと思います。
臨床薬剤師活動の充実・発展を目指して
外苑企画商事は、もともと病院から調剤部門を切り離す目的で設立された会社です。
各病院との間で、ここまで地域医療・福祉のために連携できる協力関係を構築することができたのも、そうした背景があればこそ。この特徴を強化し、薬局だけで抗がん剤や中心静脈栄養などの注射剤にも対応できるようクリーンベンチなどの導入も視野に入れ、HIV患者さんの支援や在宅訪問でもより高度な医療活動に取り組んでいきたいと考えています。
だからこそ初期研修を終えた薬剤師には、目標とする薬剤師像を見つけて欲しいと考えています。
病院を希望する方にはより専門的な知識を身に付け、その分野では医師とも対等に話せるほどの薬剤師を、あるいは、慢性疾患の中で得意分野を見つけてチームを率いる薬剤師を、これまでにない薬剤師のあり方を、目指して欲しいと思います。
薬剤師一人ひとりの成長が、当社の成長へ、そして当社が目指す薬局へとつながっています!