会社のこと(代表メッセージ)
医師・看護師などと連携する「グループ医療」で、地域医療に貢献
1964年、私たち外苑企画商事は、病院の調剤部門を母体として誕生しました。設立からずっと目指してきたのは、医師や看護師などあらゆる医療人と協力しあえる体制を築き、「地域医療」に貢献すること。実際、スタート当初から全日本民主医療機関連合会(民医連)に加盟し、全国2400名の薬剤師をはじめ、各地の病院・保険調剤薬局と協力関係を形成しています。
また、自身の活動拠点や規模も少しずつ拡大し、現在では、東京・千葉・埼玉の一都二県にわたって9つの調剤薬局を展開。さらに3つの病院とも連携し、グループ医療の実践を通して、地域の皆さんが本当に求める医療・福祉の提供に力を注いでいます。
あらゆる患者さんを支えるべく、「在宅訪問」などの活動も積極的に
病院薬局と調剤薬局。私たちはその両方を有し、「急性期」「慢性期」「終末期」と、患者さんのあらゆる状況を薬の専門家としてサポートしています。また、総勢60名以上という薬剤師の規模と、医師や看護師と密に連携できる体制を活かすことで、「在宅訪問での服薬指導」や「HIV支援」といった専門的な支援活動も年々充実させています。
また、近年クローズアップされているのが、「調剤だけでなく、気軽に健康相談ができる“かかりつけ薬局”」の重要性です。私たちはこれまでも地域に寄り添う存在を目指してきましたが、今後はさらに“病気にかかる前”から患者さんをサポートできるような環境づくりと、薬剤師の育成支援を強化したいと思っています。
病院薬局と調剤薬局。その両方を経験し、「医療人」として成長を
病気にかかる前から終末期まで、患者さんの様々な場面を支えるためには、薬局・病院どちらの経験も欠かせません。そこで、調剤薬局2年・病院3年の合計5年をかけた新入職者用の初期研修制度を設けています。老若男女、様々な患者さんとの触れ合い、医師や看護師と意見を交換しながら医療に取り組む経験、そして患者さんの暮らしまで支える在宅訪問…。ひとつ一つの経験が、薬剤師として頑張る意義と、成長のきっかけを与えてくれることでしょう。
この「医療人としての基礎」を築く大切な期間を充実できるよう、初期研修以外の成長支援も惜しみません。eラーニングや民医連全体で開催する研修への参加、外部学習会や各種学会への参加費用援助など、一人ひとりが思い描く理想の薬剤師像を追求できるよう、環境を整えています。
新拠点づくりは、患者さん目線を持った「現場の声」がベース
これからの時代に求められる、気軽に健康相談ができる薬局。その理想像を追求しようと、2016年につくばエクスプレス「流山セントラルパーク」駅前に新拠点を設立しました。目指すのは、“地域のたまり場”と思ってもらえるような、開かれた医療施設です。
この新たな薬局づくりは、「こんな環境があれば・・・」という現役薬剤師のアイデアをベースに進めています。さらに、手厚いサポートを実現すべく、2017年には同エリア内に新規薬局をもう一カ所設立する計画も進行中です。こうした、「これからの医療に必要なモノ」を考え、ゼロベースで一緒に形にしていけるのも当社ならではの醍醐味と言えるでしょう。
薬剤師を目指すあなたへ
「患者さんのために知識を活かしたい」、「患者さんのために何ができるかを常に考える」。そういった意欲を持った方と出会えたら、これ以上はありません。そう、何より大切なのは「人に喜んでほしい」と考え、行動できることです。医療分野に限らず、ボランティア活動など人のために頑張り、喜んでもらえたという経験のある方は、それだけで薬剤師としての素養は充分です。患者さんを笑顔にするために、ぜひ入職後もその行動力と発想力を発揮していただければ、嬉しいですね。