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先輩の声

プライマリ・ケアを実践できる薬剤師を目指して。

入社1年目のインタビュー

加藤 一希
わかば薬局 薬剤師
2015年入社 新卒入社 帝京平成大学卒

学びたいことをやらせていただける。その実感が、入社の決め手に。

――まずは入社のきっかけを伺えますか?

大学時代の実務実習で、わかば薬局にお世話になったことですね。実習期間は約2カ月半あるんですが、ほんの1カ月弱で「こんなにいい環境は他にない!」と感じて、社長に「卒業したら入職させてください」と頼んでいました(笑)。

――それはすごいスピード感ですね。

自分でも驚きでした。でも、わかば薬局の場合は、やらされ仕事ではなく、“自分の学びたいことをやらせて戴いている”という感覚がとにかく強かった。それが決め手になったんです。

――どんな経験をされたのか、具体的に教えていただけますか?

わかば薬局は毎日400~500件ほども患者さんがいらっしゃるので、かなり忙しい職場だと思います。それでも、「今日は○○を学ぶために、△△の仕事をやってみよう」「将来現場で絶対に必要だから、実習期間中に□□の知識を身に付けよう」と、皆さん本当に丁寧に指導してくださったんですよね。

――その雰囲気が加藤さんの決め手になったのですね。

実習で積める経験は、どうしても実習先の状況に左右されますよね。大学の先輩や同級生からは「忙しい病院や薬局で、とにかく業務に追われてばかり・・・」という体験談も聞いていました。それが、わかば薬局は全く違ったんです。また、転職の必要なく、薬局と病院の両方を経験できるのも魅力でした。それともう一つ。何より大きかったのは、実習を通して“薬剤師としての目標”が見つかったことです。

在宅支援の実習経験で見えた、将来の目標。

――どんな目標が見つかったのですか?

在宅治療の患者さんを最期まで訪問支援する「プライマリ・ケア」に特化した薬剤師です。実は学生時代はどこか冷めたところがあって、強い目標や夢というものを持てずにいたんです。ただ、実習で調剤薬局の仕事に加えて在宅支援もお手伝いさせていただいて、それが180度変わったんです。

――元々、在宅支援には興味があったのですか?

多少興味はありましたが、仕事のイメージは漠然としていました。なので、実習では「そもそも在宅支援とは何か?」という基礎から学びました。その上で、実際に独居の患者さんから悩みを伺ったり、充実した支援を受けている患者さんから「本当に助かっている」という声を聴いたり。様々な方が一人ひとりに合ったオーダーメイドの調剤を心から求めていることを知り、こんなにやりがいのある仕事はないなと感じました。

――特にプライマリ・ケアを重視されている理由はありますか?

在宅支援の実習を通して、高齢化が進む日本では、病院だけでなく地域全体で患者さんを診ることが間違いなく必要になるだろうという実感がありました。そうなれば、終末期の方や重い病で末期の患者さんを、お家で看取るというケースも一般的になるでしょう。そうした時に、患者さんのそばで支えられる薬剤師でありたいと思ったんです。すでに社内にはプライマリ・ケア認定薬剤師も複数名いますし、私も知識と経験を磨いて先輩たちに続くつもりです。

自発的なチャレンジを応援してくれる風土。

――入職後の現在、すでに在宅支援の実務に取り組まれているのですか?

いえ、在宅支援に取り組むのは2年目からですね。1年目はまず調剤薬局の業務を通して薬剤の専門知識や患者さんとの接し方など、基礎を磨いている段階です。とはいえ、訪問支援の業務もやはり気になるので、1年上の先輩からお話を聞いては、「こういう時はこうするのか」とイメージトレーニングは行っていますが(笑)。

――仕事の相談が気軽にできるのはいいですね。

社員の一員になった今も、先輩方のフォローのきめ細かさは全く変わらないですね。仕事と直接関係のない相談も気軽に応じてくれますし、このオープンな雰囲気は本当にありがたいですよ。

――業務以外の相談とは、どんな内容でしょうか?

実はスキルアップを目指して、個人的に新薬の評価や特定の症例と薬に関する副作用などのリサーチを行っているんです。本来であれば、入社2年目から取り組む内容なのですが、薬局長に相談すると「加藤さんがやる気があるなら」と応援してくださって。アンケートの取り方などで悩んでいると、先輩方が「こういう方法はどうかな?」「ここに視点を向けてみたら?」と、一緒に考えてくれることも少なくありません。日頃の業務と並行して進めるので大変ですが、経験も知識も豊富な方々に協力してもらえると、モチベーションも自然と上がりますね。

患者さん目線を持った、最期まで看取れる存在に。

――入社1年での成長の手ごたえはいかがですか?

幅広い経験を積ませていただいていますが、正直、全てにおいてまだまだ未熟だと思います。学生時代や実習は薬視点の知識を習得すれば済みましたが、今は患者さん視点での成長が問われますからね。患者さんのためにできることは何か?を追求して、単に「業務をこなせる」ではなく、そこから1歩も2歩も前進していきたいと思っています。

――病院での研修で期待していることはありますか?

今はとにかく調剤薬局での経験を積み、在宅支援の実践の場を経験してスキルを磨くことが第一です。ただ、病院ではドクターや看護師の知識・意見・視点など、病院でしか得られないものを学べると思いますので、それは本当に楽しみにですね。

――最後に、これから薬剤師を目指す方にメッセージをお願いします。

薬剤師を仕事にしたいと考えている方なら、「どれだけ患者さんの目線に立って行動できるか」を大切にできる環境をおススメします。十人十色の患者さんそれぞれ対して、本当に心を込めた対応ができなければ、ただの業務で終わってしまいます。でも、想いを込めて働ければ薬剤師の仕事は何倍も魅力的なものになるはず。ぜひ「患者さん目線」を忘れずに就職活動に取り組んでみてください。